阪神電気鉄道は11月30日、子会社の阪神不動産が12月1日から宅配型トランクルームサービス「利創庫(risoco)」の取扱いを開始すると発表した。
こ顧客が書籍等の荷物を梱包し、宅配便で送った荷物を預かり、顧客の要望に応じて、自宅等へ荷物を返却するサービス。
これまで阪神電気鉄道が展開してきた事業の移管を受けて、阪神不動産が主体となって運用・保管を一貫管理し、セキュリティ品質・保管品質の更なる向上を図る。
商品構成は、risoco boxがさまざまな荷物を倉庫で保管するサービスで、3種類の箱の中から、荷物の用途に応じて、大きさを選んでもらい保管するサービス。
risoco booksは書籍に特化したサービスで、倉庫で箱を開封し、書名・著者名・出版社を電子データで登録し、WEB上で預けた本のリストを閲覧することができ、1冊ずつの自宅等への返却も可能。
希望によりフィルムによる本のラッピング(シュリンク)サービスも行っており、透明のフィルムで、本を1冊ずつ覆い、より良い状態で書籍を保管する。
「利創庫(risoco)」は、 阪神電気鉄道が2015年から開始しているサービスで、2016年には、安価な価格と手軽さが高く評価され、ハウスキーピング協会が主催する整理収納のスペシャリストが選ぶ表彰制度「シンプルスタイル大賞 2016」のサービス・空間部門で、金賞を受賞している。