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河西工業/物流支援ロボットCarriRoを工場内物流運搬業務に導入

2018年01月29日/IT・機器

ZMPは1月25日、物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)を、河西工業が工場内物流運搬業務に導入したと発表した。

<河西工業工場内での使用例>
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河西工業では、多品種少量生産に対応する為に、工場の各ラインに供給する材料や部品は、一部では人手による運搬を行っている。特に、建屋間の搬送は、AGVを使う事が出来ないため、運搬作業者の1日当りの歩行数が多く、何往復も運搬業務が発生しており、人手による運搬が課題となっていた。

構内物流運搬者の労働環境の改善、運搬回数の削減による省人化を目的とし、2016年11月にCarriRoを導入した。

河西工業 生産技術・生産管理グループの岩崎KPS推進部部長は、「一回の搬送において複数台車の運搬ができる」、「床面に磁気テープを敷設することなく、搬送ルートを固定することなく運搬ができる」、といった点を選定理由として挙げている。岩﨑部長はCarriRo導入後、「1日に何往復もの運搬業務が削減でき、作業者への負担軽減と業務工数の削減効果が得られている」とコメントしている。

なお、CarriRoはジョイスティックによる操作ができるドライブモード、ビーコン(発信機)を自動追従するカルガモモードを有した台車型物流支援ロボット。

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