佐川急便は1月11日、大型配送センターを活用した避難所までの災害時支援物資輸送訓練(共催:国土交通省総合政策局物流政策課物流産業室、さいたま市)に協力した。
熊本地震等で課題となった避難所までの物資輸送(ラストマイル)も含めた円滑な支援物資輸送を構築するため、実動訓練と情報伝達訓練を同時に実施したもの。
訓練では、北関東支店さいたま営業所を「市地域内輸送拠点」と想定し、埼玉県の広域物資輸送拠点から避難所までの一貫したトラック輸送における配送オペレーション(避難所毎の物資の仕分け、配送)を行うとともに、道路交通網が機能しない場合も想定し、ヘリコプターによる空輸との多モード輸送を実施した。