フィオラノ ソフトウェアは1月29日、郵船ロジスティクス(郵船)が顧客の倉庫管理システムなどのアプリケーションと行き来する情報すべてを対象とするインテグレーションバックボーンとしてフィオラノ・プラットフォームを導入し、成功していると発表した。
フィオラノのRajesh Rao営業開発担当ディレクターは、「郵船のシンガポール法人は、新規顧客のオンボーディングのためのシームレスな環境を構築・創出するための技術パートナーとして、フィオラノを選択した。
さまざまな選択肢を厳密に評価した結果、顧客、パートナー企業、倉庫とリアルタイムでデータ交換できることから、同社のプラットフォームとしてフィオラノが選ばれた」としている。
郵船ロジスティクスは、単発業務から世界的なサプライチェーンに至るまで、さまざまな貨物輸送のサービスとソリューションを提供している。
同社の顧客はCSVやEDIを含むマニュアルコーディングのプロトコルを使用して発注を行っており、その結果として運営上の問題やサービス提供にかかわる問題が生じていた。同社には、顧客ごとにカスタムインテグレーションを実施する必要があった。
フィオラノの革新的なデジタルビジネスプラットフォームを使用することで、アプリケーションや複雑な技術を企業の基幹システムに統合できるため、顧客が使用するデータフォーマットに関係なく、郵船は顧客オンボーディングソリューションをわずか24時間以下で仕上げることができるようになった。
Fiorano ESBのビジュアルツールとコーディング不要の環境により、郵船の技術者らは劇的に生産性を改善し、市場投入期間を短縮できる。
現在はカスタムAPIを導入しているところであり、郵船エコシステムのデジタル変革がさらに促進され、サプライヤーとのやり取りが円滑になり、同社に競争優位性を与え、売上高を伸ばしている。