三井物産は2月28日、三井物産リアルティ・マネジメントを通して、私募REIT「三井物産プライベート投資法人」の運用を開始した。
三井物産が扱う初の機関投資家向け(プロ投資家向け)REITで、オフィスや産業施設(物流施設やデータセンターなど)、住居等を投資対象とし、当初想定資産規模は約320億円。
当初対象資産には、今後取得予定の三井物産都市開発が開発した大東ディストリビューションセンター(大阪府大東市)等。
三井物産リアルティ・マネジメントは、不動産私募ファンド運用事業分野で10年以上の実績を持ちますが、今回の私募REIT事業資産規模を5年以内に約1,000億円に拡大することを目指す。
私募REITは、非上場型の永続性を持つ不動産ファンドで、上場REITと比べボラティリティを抑えつつ、一般的な有期限の私募ファンドに比し、超長期での投資が可能なファンド。
■三井物産プライベート投資法人の概要
投資対象:総合型(オフィス、産業施設、ホテル、商業施設、居住施設等)
代表者:執行役員 大矢 孝
資産規模:約320億円(5物件)
資産運用会社:三井物産リアルティ・マネジメント
スポンサー:三井物産アセットマネジメント・ホールディングス(株)
投資家:国内機関投資家等