ZMPは3月1日、物流支援ロボットCarriRo(キャリロ)の牽引機能の受注を開始した。
物流支援ロボット「CarriRo」は、ZMPの自動運転技術を台車に応用して開発された製品で、搬送作業負荷を軽減し、省人化・効率化することを目的として、物流倉庫のピッキング作業や工場内の工程間搬送、または駅、空港、商業施設内などでの館内物流などで導入が広がっている。
今回、牽引のアタッチメントを使用することで、300キロ程度のロールボックスパレット(カゴ台車)や六輪台車(スリムカート)、パレット搬送可能な台車等の牽引が可能となった。
この牽引機能をCarriRoの「カルガモ」機能で活用することにより、作業者の方はCarriRoの前方を歩くだけで重い荷物の積載された台車の搬送が可能になり、作業負荷の軽減、搬送効率の向上する。
同時に、現場に既にある台車の活用につながり、簡単に脱着をすることによりCarriRoの稼働率をあげ生産性のさらなる向上につながる。
なお、台車側に固定されるアタッチメントは台車の幅等に合わせて調整できるようになっており、様々な現場でお使いの台車に応じて柔軟に対応が可能。
価格は、CarriRo側アタッチメントが1個50,000円(税別) 、台車側アタッチメントは1個30,000円(税別)。