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UDトラックス/北海道北見市で寒地走行試験

2018年03月07日/IT・機器

UDトラックスは1月29日から2月19日、北海道北見市で寒地走行試験を実施した。

<北見市での寒地走行試験>
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3月に発売予定の新型「クオン」総輪駆動除雪専用車2台を含む6台の車両を投入し、のべ約300名の開発技術者が従事した。

厳しい環境下での試験を通じ、UDトラックスの社名の由来であるコアバリュー「Ultimate Dependability (究極の信頼)」にふさわしい車両を提供する。

生産財であるトラックは、いかなる気象条件下にあっても問題なく稼動し、お客のビジネスに貢献する信頼性と耐久性が求められる。

気温が零下20度を下回ることも珍しくない厳寒期の北見市で実施している寒地走行試験は、お客の実際の使用環境(自然環境)で試験走行をすることにより、総合的な車両性能の向上に大きく貢献している。

試験は、離着陸場を活用した全長約1,000mの圧雪コースの中には、アイスバーン、シャーベット路、くぼ地なども配置し、パワートレインやブレーキの性能テストのほか、さまざまな路面状況における走行試験、車両に付着する氷雪の影響確認試験、脱出試験、エンジン始動試験などの試験を実施した。

加えて、市街地や峠などでの公道試験も行い、長い日は1日で約300kmを走破した。

北見市は、低気温ながら比較的降雪が少なく安定した試験環境を確保できる自然条件に加え、十分な広さのある試験場、高度な造成技術を持つ地元業者、近隣に技術者のための宿泊施設や病院、UDトラックスの販売店など、試験に必要な要素がすべてそろっている。

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