トヨタ自動車は4月11日、国土交通省にダイナ、トヨエースのリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置(駐車ブレーキ)。
手動式駐車ブレーキレバーにおいて、保持機構のばね力が不適切なため、レバーを引き上げた際に保持用ギヤの歯先同士がつり合った状態で保持されると、振動等が加わった場合につり合いが外れ、このレバーが解除されることがある。
そのため、駐車制動力が低下し、最悪の場合、駐車状態の車両が動き出すおそれがある。
全車両、駐車ブレーキレバーを対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計4万2076台。不具合の件数は0件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001231170.pdf