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ウエイト東海/フォークリフト専用の安全対策収納棚、文科大臣表彰

2018年05月14日/IT・機器

ウエイト東海は5月14日、開発した「人と荷物を守る」S.G.B Safety Gate Box のアイデアが2018年度文部科学大臣賞創意工夫功労者賞を受賞したと発表した。

工場や倉庫内の安全対策に画期的な仕組みをもつ「人と荷物を守る」S.G.B Safety Gate Box。 荷物をフォークリフトで棚の中に載せるだけで電源不要で自動的に安全対策のゲートが降りてくる。

荷物をフォークリフトで持ち上げると、ゲートが上昇し、取り出す事ができる仕組みが評価されたもの。

「人と荷物を守る」S.G.B Safety Gate Box の特徴は「電源は一切不要」「作業効率に優れている」「安全で安心な環境づくり」「減災対策」の4点。

荷物の重さを利用して、 安全対策のゲートが上下する。 地震などで停電の時でも使用できる。

荷物をフォークリフトで載せるだけで自動的にゲートが降りてくるので、安全対策を講じるための手間がはぶけ、作業効率が優れている。

高いところまで荷物が積んである倉庫や工場などで、この製品を導入すると荷物の転落を防ぎ、安全対策を講じる事ができる。物を載せるだけで自動的にゲートが降りてくるので、閉め忘れなどもない。

地震の際に、崩れてきたものに当たって怪我をしたり、崩れて散らばった製品が避難経路を塞ぐのを防ぐ。震災の被害を最小限にとどめ、地震後の復旧を素早く行う事ができる。

<地震時の工場・倉庫内の様子>
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なお、この写真は2016年4月14日熊本地震の際の、某機械製造工場内の様子。地震によって、工場内に積み重ねてあったケースが崩れ、部品やケースが散乱してしまった。また、高い棚の上に載せていたパレットが崩れ落ちてきた。近くに人がいたら大惨事になるところ。 通路上に物が散乱し、 避難経路を塞いでいる。

散乱した製品や部品の破損での損失もあるが、震災後にこれらを元に戻すためにも多大な労力や時間が必要となり、その時間も企業にとっては大きな損失となる。震災後の復旧を早急に行うためには、日頃からの安全対策、減災対策が必要だ。

■問い合わせ
ウエイト東海
片山 和洋
http://www.weight.co.jp

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