ロジスティードは9月3日、テクノロジーで“事故ゼロ”をめざす安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」が、国土交通省 事故防止対策支援推進事業における「令和6年度過労運転防止に資する機器」として認定されたと発表した。
これによりSSCV-Safety は、「IT を活用した遠隔地における点呼機器(IT 点呼機器)」として選定され、支援対象機器に認定され、国土交通省による導入時の補助金制度対象機器となった。
「点呼」は、ドライバーの安全を確保するために法令で義務付けられており、すべての自動車運送事業者が実施しなければならない。国土交通省では、近年の物流業での人手不足や長時間労働の是正、業務効率化を目的に運行管理業務の DX を推進しており、その一つとして一定の基準を満たす場合に限り「IT 点呼」の実施が認められている。IT 点呼は、原則として運行管理者とドライバーが対面で行う必要がある点呼を、IT機器を用いて遠隔で実施する点呼方式のこと。
SSCV-Safety の IT 点呼は、ドライバーの体調や健康状態を定量的に把握できる SSCV-Safety の基本機能に、IT 点呼機能を新たに追加したもので、運行管理者とドライバー双方の業務負荷を軽減することに加え、客観的なデータをもとにした点呼でドライバーの安全をサポートする。