日本パレットレンタル(以下:JPR)は5月30日、JPRレンタルパレットシステムを利用した際の環境負荷軽減効果を算出した。
製造・使用・廃棄段階で発生するCO2の合計値を総使用回数(=耐用年数×回転数)で割った数値の比較すると、JPRレンタルパレットによる共同利用・共同回収サービスを利用した場合、各企業がそれぞれ自社パレットを使用した時に比べ、使用1回あたりのCO2排出量が79.5%削減されることが明らかになった(プラスチック製パレットを利用の場合)。
パレットの製造から廃棄までのライフサイクルにおけるレンタルパレット運用と自社パレット運用での環境負荷の相違について定量的な評価・考察を行った。
評価方法は、ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用いたもので、2007~2008年の2年間、東京海洋大学 海洋工学部流通情報工学科 准教授 博士(工学) 黒川久幸氏(当時)と共同研究を実施した。
この共同研究内容をベースに、2016年度のパレット運用実績数値を用い、環境総合テクノスによる再計算を行い、東京海洋大学 学術研究院 流通情報工学部門 教授 博士(工学) 黒川久幸氏が監修した。
JPRレンタルパレット利用がCSRにつながることを踏まえ、今回算出した結果を「環境影響評価報告書」にまとめ、顧客に配布する。
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日本パレットレンタル
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