アマゾンは6月11日、国内2拠点目となる「Amazon Robotics」を導入した新たな物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」を開業すると発表した。
稼働開始は今年9月を予定している。
「Amazon Robotics」は、商品棚の下にロボットが入り、棚を持ち上げ、FC 内を移動する革新的なテクノロジー。ロボットが商品棚を作業員の前まで運ぶことにより作業員が歩く必要がなくなることで、入荷した商品の棚入れ時間と、顧客の注文商品の棚出し時間の削減につながる。
顧客からのニーズに応えることに加え、品揃えの強化を図るために、日本のFC ネットワークの規模を拡大している。
FC ネットワークの拡大により、Amazon マーケットプレイスに出品する販売事業者のオペレーションを支援するとともに、顧客へ迅速な配送を提供することも目指している。
アマゾンジャパンのジェフ ハヤシダ社長は、「国内で2拠点目となる『Amazon Robotics』導入の物流拠点を大阪府茨木市に開業することができ大変嬉しく思う。西日本を含む全国の顧客に、より快適なオンラインショッピング体験を提供したいと考えている。今後も、地域社会に根ざしたFC づくりを展開していく」と述べている。
■アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)概要
名称:アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)
所在地:大阪府茨木市松下町2-1
延床面積:約6万4000m2
稼動予定日:2018年9月