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ヤマキ/削りぶし・粉末を米国で生産

2018年06月12日/国際

ヤマキは6月11日、米国における高品質な削りぶし・粉末の生産・販売を目的に、100%子会社YAMAKI USAを設立したと発表した。

YAMAKI USAは、味の素グループ・ニューシーズンフーズ社(以下:NSF社)の生産拠点を活用することにより、米国初の削りぶし・粉末の生産・販売法人。NSF社の一角に削りぶし・粉末の生産ラインを建設中で、今年9月の稼働を目指している。

<YAMAKI USAの所在地>
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日本よりも小ロットで生産可能なラインを導入予定で、ニーズの多様化に合わせて、配合を細かく設定した商品の開発が可能となる。

現地製造・現地販売のため、リードタイムを短縮することができ、商品の鮮度向上も期待できる。

販売は、営業効率のアップができると考えており、2022年には売上規模約4.5億円を目指している。

米国では、健康意識の高まりにより、日本食普及が著しく、2015年度には日本食レストランが2万5 千軒に及んでいる。

また、「ラーメン」「うどん」といった麺メニューの市場が拡大しており、「だし」の提供価値が高まると同時に、ニーズも多様化している。

従来、日本からの輸出で供給対応してきた米国における事業拡大を加速するため、現地生産を開始を決めた。

■米国法人 YAMAKI USA の概要
所在地: 2329 Yew Street, Suite A1, Forest Grove, Oregon 97116 U.S.A.
資本金:約1億円
出資構成:ヤマキ100%
設立:2018年3月
事業内容:かつお節、だしを中心とした食品の製造・販売
代表者:取締役会長 村上 哲也(非常勤)
取締役社長 三浦 二郎(常勤)

■新工場の概要
生産品目:削りぶし50%、だしパック35%、粉末15%
主な設備:切削機、粉砕機他
延床面積:1,120m2
生産能力:削りぶし類400~500袋/日(454g換算)、100,000袋/年

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