商船三井は6月15日、運航する3隻が、海上気象の観測により気象業務の発展に多大な貢献をしてきたことが評価され、気象観測優良船として国土交通大臣表彰及び気象庁長官表彰されたと発表した。
<表彰状を受領する商船三井の加藤雅徳常務執行役員(右)(気象庁提供)>
国土交通大臣表彰を受けたのがLNG船「アル ビダ」、気象庁長官表彰がバルカー 「ENERGIA CENTAURUS」、LNG船「エネルギー ナビゲーター」の3隻。
海上気象情報の提供は、日々の天気予報や海上予報を提供する気象庁の業務の一助となり、その蓄積された観測結果は地球温暖化等、気候変動の監視・研究にも活用されている。
気象庁は、毎年6月1日の気象記念日に、気象業務に功績のあった者へ表彰を行っている。この3隻は、気象業務に対する深い理解のもと、多年にわたり海上気象の観測通報を確実に励行し、気象業務の発展に寄与した功績が評価され、表彰された。