ゼネテックは6月19日、生産・製造ラインや物流倉庫の性能を最大化するIoT 3DシミュレーションソフトウェアFlexSim(フレックスシム)国内総代理店契約を締結したと発表した。
ゼネテックは、米国ユタ州に本社を置くFlexSim Software Productsと日本国内販売総代理契約を締結した。日本国内での、販売、サポート、日本語版の開発を担当する。
FlexSimは、ハイパフォーマンスなシミュレーションツール。製造ラインや加工プロセス、物流倉庫、マテハンなどのシミュレーションモデルを、非常に軽量な3Dグラフィックを利用して構築し、モノ・ヒトの流れを計算する。
機械や作業員の稼働率・作業負荷、作業時間など多岐にわたる情報を分かりやすい円グラフや折線グラフ(ダッシュボード)を使って一元的に表示する。これにより企業は自社、または顧客の工場や倉庫のボトルネックを発見し、性能を最大化するために必要な比較データを瞬時に得ることができる。
FlexSimはすでに、欧米や中国をはじめとした世界中で使用されている(累計2万3000ライセンス以上)。
主な対象領域は製造業の工場全般、物流倉庫、マテハン、ロジスティクス、鉱山、港湾、空港、病院、大規模商業施設など「モノ・ヒトの流れ」のあるところすべてに使用することができる。