米インフォアは、建築用の金工や手すり、欄干、防火扉、入退室管理に特化した製品を製造する英国のLaidlaw社が、インフォアの製造業向けSaaS型クラウドERP「Infor CloudSuite Industrial」を採用したと発表した。
この採用は、今後5年間でグループ規模を倍に拡張するための、200万ポンドを投じる大型プロジェクトの一環。
Laidlaw社は、30年以上利用していた大幅にカスタマイズを施していた旧システムをインフォアのInfor CloudSuite Industrialに置き換え、英国内の6拠点に導入する。
Infor CloudSuite Industrialは、情報の可視性と精度を大幅に高め、ビジネス全体にわたるプロセスの標準化のために活用される。
最初のプロジェクトでは、サプライヤーや製品の合理化を図るためのルールベースのシステムを実装する。
Laidlaw社は、豊富な機能が予め用意されすぐ利用できる点やユーザーインターフェイスの美しさ、データを視覚化できる点、インフォアのクラウドへの積極的な取り組みを理由に、Infor CloudSuite Industrialを採用した。
Laidlaw社にとって特に魅力的だったのは、アプリケーションのアップグレードを中央管理および自動化でき、ビジネスの成長に合わせてアプリケーションを拡張できるというクラウドのメリットだった。