日本郵便は6月26日、顧客の荷物の受け取りやすさを追求した、ゆうパックのサービス改善を9月1日から行うと発表した。
商品サービスの見直しとして、基本運賃を適用するゆうメールについて規格外サイズの取扱いを廃止して基本運賃を一本化するとともに、クリックポストの運賃を改定する。
ゆうパックのサービス改善では、帰宅時間に合わせて受け取れるよう、現在の配達希望時間帯(6区分)に「19時~21時」を追加した7区分にする。
配達希望時間帯の変更に合わせて、郵便物等の再配達希望時間帯も変更する。現在の14時~17時、17時~19時は、14時~16時、16時~18時、18時~20時と細分化される。
従来、初回、再配達の際の受取場所を勤務先、郵便局に変更することが可能だったが、これらに加え、「はこぽす」・「コンビニ」への変更も選択できるようにする。
今後のゆうパックサービス改善については、2018年秋頃開始予定として、Web 決済型ゆうパック、2019年春頃開始予定として、配達予告メールの拡充、指定場所配達サービスの実施を行う予定だ。
ゆうメール基本運賃等の改定では、基本運賃を適用するゆうメールのうち、規格外サイズ(長辺 34cm、短辺 25cm、厚さ3㎝を超える大きさ、または重量1kgを超えるもの)の取扱いを廃止し、基本運賃を一本化する。
クリックポスト運賃の改定では、クリックポスト(ゆうパケットの専用サイト事前入力割引)の運賃を、164円(旧運賃)を185円(新運賃)に値上げする。