三菱地所は6月28日、2018年路線価についてのコメントを発表した。
それによると、物流事業については、引き続きeコマース需要の増加により需要が高く、2018年3月に竣工した「ロジクロス習志野」等、高速道路へのアクセスに優れた上で通勤利便性の高い物件は従業員確保の面においても優位であり、引き合いが強いとしている。
なお、2018年の路線価は、全国33都市で最高路線価が上昇し、1986年以降「中央区銀座5丁目」において、33年連続で路線価の最高額を更新したほか、標準宅地の評価基準額も上昇、また上昇率も大きくなっている。不動産事業は堅調に推移しており、首都圏だけでなく地方圏においても地価の上昇を実感している。