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ロジザード/初値は2500円

2018年07月05日/IT・機器

物流ソリューションを展開するロジザードは7月4日、東証マザーズに上場し、7月5日に2500円の初値となった。公開価格は900円だった。

<サービス別売上高推移>
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4日に2018年6月期の業績予想を発表し、売上高13億1900万円(前期比22.9%増)、営業利益1億3600万円(52.8%増)、経常利益1億2900万円(48.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7800万円(39.2%増)を見込んでいる。

同社グループは倉庫在庫管理システムをクラウドで提供する事により、顧客にとって初期投資を抑え、月額利用料でシステム導入ができる点、EC物流のニーズに対応した機能追加を通販黎明期から継続的に進め、堅調に顧客数を伸ばしてきた。

前期と当期はオムニチャネル戦略を進める先進的な事業者への場所別在庫情報を提供する開発案件など、新たな取組も進めており、引き続き物流業務を支援できるものと考えている。

倉庫在庫管理システムの提供に関わる「クラウドサービス」、クラウドサービス導入時に顧客ニーズに基づく個別開発受託やクラウドサービス導入時の導入企業側業務を当社SEが有償で支援する「開発・導入サービス」、倉庫在庫管理システムの利用時に必要となる資機材の販売に関わる「機器販売サービス」を行っている。

<明確なターゲットの設定>
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<ロジザードのシステムが最も適した層に照準を合わせる>
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顧客である荷主企業(EC通販を行っているメーカー、流通業、小売業等)に直接在庫管理サービスを提供し、月額利用料を課金する場合のほか、荷主企業が物流業務を委託している3PL企業や倉庫会社を顧客とし、受託する荷主企業の数などに応じた月額利用料を課金する場合がある。

第3四半期以降の新規顧客増加見込に基づく月額利用料増加と、前期実績に基づく解約率を踏まえた月額利用料減少を織り込んでいる。

なお、2018年6月期第3四半期の業績は売上高10億2600万円、営業利益1億2500万円、経常利益1億2200万円、純利益7800万円だった。

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