商船三井は7月13日、世界最大級の2万TEU型コンテナ船「MOL TRUTH(エム・オー・エル・トゥルース)」が、「シップ・オブ・ザ・イヤー2017」の最優秀賞を受賞したと発表した。
<左から今治造船の檜垣 幸人社長、日本船舶海洋工学会の柏木 正会長、商船三井の池田 潤一郎社長>
商船三井の安全運航・環境保全のポリシーを最大限に適用し、最新の通信技術とIoT・AI技術を駆使するなど、最新鋭の“エコシップ”として高く評価を受けた。
加えて、建造した今治造船がもつ最新鋭の建造技術と船体構造設計が適用され、日本で建造された過去最大の船舶であることから、日本の造船業界においてエポックメーキングな船舶としても評価をされた。
現在、Ocean Network Express(ONE)が運航する欧州航路に投入されており、世界最大級のコンテナ積載能力でONEのサービス拡充に大きく貢献している。
シップ・オブ・ザ・イヤーは、日本船舶海洋工学が主催し、2017年に日本で建造された船舶を対象として、技術的・芸術的・社会的に最も優れた船舶1隻に与えられるもの。