Hacobuは7月13日、提供しているクラウドベースの物流情報プラットフォームMOVO(ムーボ)に、JVCケンウッドの通信型ドライブレコーダーを連携すると発表した。
Hacobuは、通信型ドライブレコーダーとMOVOクラウドシステムを組み合わせた動態管理ソリューション「MOVO EYE(ムーボ・アイ)」を、初期費用無料、月額1980円/台(税別)で提供開始する予定で、7月より試用受付、 9月より出荷開始予定。
「MOVO EYE」は、位置情報だけでなく、衝撃などのイベント発生時に静止画を複数枚撮影し、リアルタイムでクラウドサーバーへ送信できるため、 安全運転支援や運行情報の管理、事故などの緊急時の迅速な対応といったサポートが可能となる。
また、JVCケンウッドの映像・光学技術により、日中や夜間を問わず走行時の映像の高画質録画(フルハイビジョン)でカメラのSDカードに蓄積されるが、今後イベント前後の動画などもオンラインで確認可能となる機能を開発予定。
さらに、電源もシガーソケットに挿すだけ、カメラはテープで車両に貼り付けるだけでサービスを利用でき、車両への取り付けにかかる手間を低減できる。
MOVO動態管理ソリューションは、物流事業者の現状にあわせて、様々なデバイスとクラウドシステムを組み合わせて利用可能。これまで、OBDポート、シガーソケット、結線という3種類の「ムーボ・スティック」、iOSもしくはAndroidのスマートフォンで利用可能な「ムーボ・アプリ」を提供してきた。
今回の通信型ドライブレコーダー「MOVO EYE(ムーボ・アイ)」の採用によって、更にデバイスの選択肢が広がることとなる。
また、5秒に1回位置情報を取得しており、動態の軌跡は物流業界最高レベルとなる。そのため、市街地での配送管理など、従来のGPSソリューションでは精度が不足していた領域でも活用可能。
Hacobuは、通信型ドライブレコーダーとMOVOクラウドサービスを組み合わせて使いたい顧客に対し、1台あたり月額1980円(税別)でサービスを提供する予定。通信型ドライブレコーダーは7月より試用受付、9月より出荷の予定。2週間無料で試せるプランも用意している。
■問い合わせ
Hacobu
TEL:050-3852-2987