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国交省/航空事故・重大インシデントの発生7件の内、日本貨物航空4件

2018年07月17日/調査・統計

国土交通省は7月17日、2017年度に本邦航空運送事業者の運航に伴い発生した航空事故と重大インシデントを公表した。

航空事故は2件だったが、その内1件が日本貨物航空で、2018年3月27日~3月28日の間(詳細不明)に日本貨物航空機(ボーイング式747-8F型)は、サンフランシスコ到着後の点検において機体前部の外板に凹みが確認された。

重大インシデントは5件で、その内、3件が日本貨物航空だった。

2017年10月12日、日本貨物航空機(ボーイング式 747-8F型)が、ロサンゼルス空港の駐機場からプッシュバック中、補助動力装置(APU)に火災が発生したことを示す計器表示があり、消火装置が自動で作動し、消火した。

さらに2018年2月18日、日本貨物航空機(ボーイング式 747-8F型)が、ニューヨークに向け海上を進入中、管制官の指示により着陸滑走路が変更となり、これに従って計器進入を継続していたところ、通常の高度よりも低くなったため緊急の回避操作(機首上げ操作)を行い、進入復行した。

同年3月29日、日本貨物航空機(ボーイング式 747-8F型)が香港に着陸直前、第3(右内側)エンジンに火災が発生したことを示す計器表示があったため、正常に着陸した後、当該エンジンを停止し、消火装置を作動させた。

■航空輸送の安全にかかわる情報(2017年度)
http://www.mlit.go.jp/common/001243157.pdf

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