くまもと県南フードバレー推進協議会とKASSE JAPANは7月24日、熊本県南地域の商品を自由に組み合わせて購入できる仕組みとして、注文された個別商品を路線バスを活用して福祉施設に集約・梱包し、宅配業者が消費者に配送する小ロット物流網を構築したと発表した。
7月25日から本格運用を開始する。
小ロット物流網の概要は、通販サイト(運営:KASSE JAPAN)で受注後、事業者(八代、水俣・芦北地域)に注文情報を配信。
事業者は、オーダーのあった商品を決められた営業所・停留所に持込む。水俣・芦北地域からは路線バスで、商品を産交バスの八代営業所に搬送する。認定NPO法人とら太の会が、八代営業所から商品を回収し、箱詰めする。佐川急便が梱包された商品を集荷し、消費者のもとへ配送する。
協力事業者は路線バスの運行、通信販売サイトの運営を行う。九州産交グループの九州産業交通ホールディングス、産交バス、KASSE JAPANが担う。
商品の梱包はNPO法人とら太の会、商品の配送は佐川急便南九州支店が担う。
なお、くまもと県南フードバレー推進協議会では、KASSE JAPANと連携して熊本県南地域の食関連商品の販路拡大をはかるためインターネット通信販売サイトでギフト商品を中心に販売を行っている。