国土交通省は7月25日、国内港湾の2017年のコンテナ取扱貨物量(速報値)を発表し、外貿、内貿、合計のいずれもコンテナ取扱貨物量が過去最高値を更新した。
2017年のコンテナ取扱貨物量(外貿、内貿の合計)は、2279万個(前年比5.0%増)となり、2014年の2172万個を抜き、過去最高値を更新した。
外貿コンテナ取扱貨物量は、1839万個(4.7%増)と全体的に堅調に推移した。
内貿コンテナ取扱貨物量は、440万個(6.3%増)と昨年に引き続き、大きな伸びを示した。
国際フィーダー取扱貨物量も堅調に伸びてきており、これは、国際コンテナ戦略港湾への集貨や国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果が現れてきているものと考えられる。
また、新規の内航RORO航路の就航についても、その一躍を担ったものと考えられる。
取扱量上位港では内貿コンテナ取扱貨物量の増加により、横浜港3→2位、北九州港9→8位、仙台塩釜港12→11位 等の順位変動があった。