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ローソン/SAPのリアルタイムサプライチェーン管理システム導入

2018年08月15日/IT・機器

SAPジャパンは8月7日、ローソンが、リアルタイムのサプライチェーン管理ソリューション「SAP Integrated Business Planning」を導入したと発表した。

「ローソン型次世代コンビニエンスストア」実現にむけた取り組みの一環で、これまでも原材料調達から販売までの統合を進め、原材料調達については、社内に専門セクションを設けたり、100%子会社の機能子会社である株式会社SCIを設立したりするなど、見える化や効率化に取り組んできた。

機会ロス・廃棄ロスの双方を削減しつつ、在庫リスクを最小化し利益率の大幅な向上を目指すために、新たなサプライチェーンシステムが必要と判断し、SAP Integrated Business Planningの導入を決めた。

導入決定から稼働開始までに要した期間は8か月で、2017年3月に一部の商品カテゴリーで稼働を開始し、その後、徐々に適用範囲を拡大してきている。

新たなサプライチェーンの仕組みにより、調達、製造、物流の各工程間にある目に見えないムダを排除し、効率化を進めることで、チェーン全体としての食品原材料廃棄が約56%低減され、社会・環境への配慮が可能となった。

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