三菱倉庫は8月27日、横浜市中区の南本牧ふ頭で「南本牧配送センター」の建設に着手すると発表した。
横浜港エリアで事業拡大を図るため、「災害に強いエコ倉庫」のコンセプトの下、食品・食品原料等の輸出入貨物の取扱いに対応した施設を建設する。
延床面積は3万5600m2、投資額は61億円。9月に着工し、2020年2月の竣工予定。
南本牧ふ頭コンテナターミナルの至近に位置し、海上コンテナ貨物の取扱いに適した立地。首都高速湾岸線に直結した臨港道路「南本牧はま道路」により、横浜市内をはじめ、首都圏各地へのアクセスも良好となっている。
また、太陽光発電設備(200kW)、全館LED照明、高効率空調機器を採用し、環境負荷の低減に配慮。非常用発電機を設置し停電に備えることで、顧客の事業継続を物流面から支援する。
■施設概要
名称:三菱倉庫 南本牧配送センター
所在地:神奈川県横浜市中区南本牧3-1
敷地面積:1万700m2
建物構造:柱 鉄筋コンクリート造、梁 鉄骨造、5階建
延床面積:3万5600m2