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日本GLP/テナント企業の自動化・省人化でアルテックと業務提携

2018年08月27日/IT・機器

日本GLPは8月27日、産業機械専門商社のアルテックと自動化・省人化機器の販売・リース等の業務提携を締結したと発表した。

<自律走行型搬送ロボット「OTTO」>
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<走行中の「OTTO」>
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全国に112棟の物流施設を運営し、幅広い顧客ネットワークを有する日本GLPは、物流を含む産業機械の輸入販売に強みを持つアルテック社と、両社の得意分野を活かす形で業務提携を行うことにより、顧客のロボティクス、IoT等の自動化技術の導入を支援する。

具体的には、アルテック社が販売代理権を有しているClearpath Robotics Inc.の自律走行型搬送ロボット「OTTO」をはじめ、同社が幅広く取り扱う最先端の自動化・省人化機器について、日本GLPのテナント企業向けに特別価格で販売またはリースサービスを提供するもの。

日本GLPでは、これまでパートナー企業各社との業務提携を通じて、物流総コストの80%近くを占める配送費や人件費の負担軽減やそれに繋がる各種サービスの拡充に注力してきた。

中古物流機器のリユースサイト「マテバンク」との連携や大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」の提供等の入居時のサポートに加え、経験ある人材の優先的紹介や求人広告出稿の特別価格適用による採用コスト削減といった雇用支援のソリューションの拡充も進めてきた。

一方、物流業界にとって更なる効率化が課題となる中、ロボティクス、IoT等の活用は人手不足を補う上で一層の重要性が高まると認識しており、今次自動化・省人化に向けてテナント企業へのサポートを強化することにしたもの。

日本GLPの帖佐義之社長は、「この業務提携を通じて日本GLPの物流施設を利用する顧客のロボティクス等の機器導入を支援する。今後も先進的物流施設専門のプロバイダーとしての実績とノウハウ、パートナーネットワークを活かしながら、企業へ質の高いサービスを提供し、物流業務の効率化に多面的に貢献していく」と述べている。

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