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横浜市/南本牧ふ頭で三菱倉庫など倉庫大手3社が物流拠点形成

2018年08月27日/物流施設

横浜市港湾局物流運営課は8月27日、南本牧ふ頭に三菱倉庫が進出し、新物流施設を着工すると発表した。

<所在地>
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<三菱倉庫の竣工予想図>
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横浜港は、国際コンテナ戦略港湾として、コンテナ貨物の創貨施策「ロジスティクス機能の強化」を推進しており、主要コンテナターミナルに隣接した利便性の高いエリアに高機能物流施設の集積を進めている。

南本牧ふ頭では三井倉庫が2017年11月に南本牧倉庫を稼働開始したほか、住友倉庫が2018年5月に新倉庫を着工しており、三菱倉庫の進出で倉庫大手3社による総延床面積9万m2超のロジスティクス拠点が形成されることになる。

三菱倉庫が着工する物流施設は、延床面積3万5000m2。「災害に強いエコ倉庫」として太陽光発電設備等により環境負荷低減を推進し、非常用発電設備により安全安心な横浜港の港湾物流を支えることも期待される。

南本牧ふ頭では2019年度中に耐震強化された高規格コンテナターミナルMC-4が供用開始予定となっており、相乗効果で南本牧ふ頭のロジスティクス機能の更なる強化が期待される。

横浜港は、今後も高機能物流施設の集積に向けて積極的に取り組む方針。

■三菱倉庫 南本牧配送センター
所在地:横浜市中区南本牧3-1
敷地面積:1万700m2
延床面積:3万5600m2
構造:柱 鉄筋コンクリート造、梁 鉄骨造 5階建
設備:太陽光発電設備、非常用発電機を設置
主要取扱品目:食品・食品原料等
工事期間:9月着工、2020年2月竣工予定

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