昭和電工は8月27日、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格を引き上げることを決定し、顧客との交渉を開始すると発表した。
値上げ幅は次亜塩素酸ソーダ6円/kg以上、10月1日納入分より適用する。
ソーダ電解事業は、原料価格、エネルギー・電力コストの上昇により、長期に亘って厳しい状況が続いている。加えて、安全・安定供給の実現に不可欠な物流面においても人件費・燃料価格上昇により収益が悪化している。
これらの要因で、製品を安全・安定に供給するとともに事業の維持継続を行うには、自助努力によるコスト削減に加えて、顧客にコストアップ分の一部の負担をお願いせざるを得ないとの結論に至ったもの。
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