商船三井は8月30日、横浜国立大学大学院環境情報研究院の長尾智晴教授と技術顧問契約を締結したと発表した。
長尾教授は次世代AIの進化的機械学習(ディープラーニングの次に来る機械学習法)や浸透学習法(学習時のみ利用可能な未来の情報を運用時にも利用できる情報に“浸透”させるモデル)の生みの親。
商船三井グループは、2016年から長尾教授の協力のもと、AIを用いて経済や海事に関するデータを解析し、ドライバルク市況予測に取り組んでいる。
技術顧問契約を締結し、定期的なアドバイザリーミーティングや社内検討会を開催することで、先進的なデジタライゼーションの潮流を踏まえたICTの利活用をより一層推進するとしている。
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