国土交通省は9月10日、阪神港(神戸港、大阪港)の国際コンテナターミナルの稼働状況と再開の見通しについて、岸壁全20か所のうち18か所が稼働中だと発表した。
神戸港では、コンテナ流出本数43本(9月10日時点)(総数は不明)で、同航路・泊地での船舶の航行の安全に支障がないことを確認している。発見されたコンテナについては、神戸市が順次回収作業中。
大阪港では、コンテナ流出本数27本(9月10日時点)。同航路・泊地での船舶の航行の安全に支障がないことを確認している。流出コンテナ27本のうち26本は、民間事業者が回収済み。残る1本は近日中に民間事業者が回収予定。
なお、被害を受け、現在休止中のターミナルについては、関係者連携の上、引き続き早期復旧に努めていくとしている。