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イオンリート/グループでの物流施設は全国で50施設以上稼働

2018年09月19日/SCM・経営

イオンリート投資法人は9月19日、2018年7月期(第11期)決算説明会資料で、イオングループの「物流施設」についての概要を発表した。

<イオングループの戦略的物流施設の役割>
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(注:「NDC」は、National Distribution Center、「NXD」は、National Cross-Dock Center、XDは、Cross-Dock Centerの略称)

イオングループでの物流施設は全国で50施設以上稼働し、グループ内の各商業施設のバックヤードとして重要な役割を担う。

機能別の物流施設網を展開し、多様な商品の効率的な流通を実現。配送機能のみならず、商品の特性に応じた調達・保管機能及び製造・加工機能を有し、各商業施設の価値の向上に貢献している。

イオンリートが保有する物流施設は、施設タイプにより、プロセスセンター(PC)とリージョナル・ディストリビューション・センター(RDC)に分けられる。

PCでの主な対応商品は生鮮加工食品で、イオングループでの機能・役割は、生鮮食品加工センターとして、各店舗内では加工できない生鮮食品の製造・加工や、各店舗で調理するための原料を供給する。

<ダイエー川崎プロセスセンター>
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イオンリートが保有しているのは、関東圏でダイエー川崎プロセスセンター、関西圏ではダイエー茨木プロセスセンター。

RDCの主な対応商品は高回転商品で、イオングループでの機能・役割は在庫保管拠点となる。主に常温施設として、各店舗で頻繁に補充される商品の一時的な保管・供給を担う。

<イオン南大阪RDC>
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イオンリートが保有しているのは、関西圏でイオン南大阪RDC。

イオングループの商流を支える物流拠点の取り込みとして、物流機能の集約化と効率化を推進し、戦略的に物流拠点を配置・機能させることで、最適なグループのサプライチェーンを構築している。

イオンリートとは、「イオングループの有する、様々な類型の商業施設等を開発から運営まで一貫して実施」する投資法人で、「ポートフォリオの中長期的な成長」を目指している。

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