SAPジャパンは9月20日、カーシート用高級皮革メーカーのミドリオートレザーがSAPの次世代ERPスイートの最新版「SAP S/4HANA」を海外関係会社向けに導入し、本格稼働したと発表した。
システムの導入は、アビームコンサルティングが行った。
ミドリオートレザーは、ミドリ安全グループの中で高級皮革の製造と販売を行う企業として、自動車メーカーなどに提供している。
これまで国内外の工場と販社で、別々の事業オペレーションで、異なる仕組みのシステムを活用していたが、事業の成長とともに経営管理レベル、ガバナンスの向上が必要となり、新しい基幹業務システムの選定/導入が必要となった。
SAPが提供できるグローバルでのガバナンス向上の仕組み、豊富な標準機能、拡張性、安定性を評価し、「SAP S/4HANA」を採用し、アビームコンサルティングが提供するビジネス・イノベーションプラットフォーム「ABeam Cloud」を通じ、2017年11月のプロジェクト開始後、わずか7か月という短期間でメキシコ工場、アメリカ販社への導入を完了した。
業種別のベストプラクティスや各国要件を取り入れた「ABeam Cloud」グローバル製販テンプレートの活用により、プロセスの最適化や見える化を実現し、グローバルで迅速な意思決定が可能な業務基盤が整った。
今後は、他の拠点も含めたグローバルな展開を予定している。
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