伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人は10月26日、伊藤忠商事と伊藤忠都市開発より、物流施設「（仮称）アイミッションズパーク三芳」について、優先交渉権を取得したと発表した。
＜（仮称）アイミッションズパーク三芳の完成イメージ＞
開発地は、関越自動車道三芳スマートICから約2.1km、所沢ICから約3.1kmに位置し、三芳スマートICは2018年度中の「フルIC化・利用車種拡大」（新潟方面のみ出入り可能なハーフICから東京方面にも出入り可能なフルICへ整備・車種制限を普通車から大型車まで拡大）が予定されており、今後、より一層物流拠点としての利便性向上が見込まれるエリア。
市街化調整区域に立地しているが、伊藤忠都市開発が総合デベロッパーとしての知見を活用して開発許認可に関する役所協議を行い、賃貸用物流不動産の開発を実現した。
竣工後は、三芳町や所沢市を中心に倉庫業を展開しているテナントの入居が決定しており、その後は、同社の専用センターとして利用する予定。
伊藤忠都市開発が、伊藤忠商事と協働での用地仕入と開発着手した物件で、伊藤忠グループが有する「不動産・物流プラットフォーム」のうち、スポンサー両輪による用地仕入・施設開発を実現することで、同投資法人は将来の更なる物件取得機会を確保し、適切なタイミングで取得することで外部成長と投資主価値の向上を目指す。
■（仮称）アイミッションズパーク三芳の施設概要
所在地：埼玉県入間郡三芳町上富
竣工予定年月：2019年10月
計画敷地面積：約9,510m2
計画延床面：約10,900m2
建物規模：地上2階建
