国土交通省と経済産業省は11月14日、国立研究開発法人産業技術総合研究所に委託して開発した自動運転レベル4相当の技術を搭載した車両を用いて、11月19日に、福井県永平寺町の公道で、遠隔にいる1人の遠隔監視・操作者が2台の自動運転車両を遠隔操作・監視する世界初の実証実験を開始すると発表した。
＜遠隔ドライバー1名が2台の車両を運用する遠隔型自動運転実証実験イメージ＞
＜実証実験の現地地図＞
これまで、遠隔にいる1人の遠隔監視・操作者が1台の自動運転車両を遠隔操作・監視する実証実験を行ってきたが、産業技術総合研究所が開発した自動運転レベル4（特定の場所でシステムが全てを操作）相当の技術を搭載した車両を用いて、遠隔にいる1人の遠隔監視・操作者の監視・操作の下で、2台の車両を運行する世界初の実証実験を行うもの。
国土交通省・経済産業省では、「未来投資戦略2018（平成30年6月15日閣議決定）」に基づき、無人自動運転移動サービスを2020年に実現することを目指し、産業技術総合研究所に委託して「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業：専用空間における自動走行などを活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証」を実施している。
■現地説明 概要
日時：11月19日11:00～
場所：福井県 永平寺町
