日本自動車ターミナルは11月12日、板橋トラックターミナル(TT)で、国土交通省関東地方整備局主催による「平成30年度首都直下地震防災訓練」が11月9日に行われたと発表した。
<自衛隊車両(先導車)の到着>
<救援物資を積んだ車両の到着>
<救援物資の確認>
<救援物資の荷卸し>
訓練では、陸上自衛隊車両を先導に、救援物資輸送車両が荒川沿いの緊急用河川敷道路を通り板橋トラックターミナルに到着、ホーム上へ救援物資の荷卸しを行った。
板橋トラックターミナルなど日本自動車ターミナルが運営する4つのトラックターミナルは、国土交通省の民間物資拠点施設に位置づけられており、大規模な災害が発生した場合に支援物資輸送の中継地点として活用される。また、東京都地域防災計画で災害時の広域輸送基地に指定されている。
訓練は、救命救急活動や緊急支援物資の輸送など円滑な緊急活動を支援するため、道路啓開などの実動訓練を通じてオペレーションの機能性、有効性を確認し、災害対応能力の向上を図ることを目的に実施。
日本自動車ターミナルは訓練施設の提供面で協力し、国、東京都、各防災関係機関と訓練を通じて連携を深めた。