佐川急便は7月23日、陸上自衛隊東北方面隊と、「輸送協力に関する協定」を締結し、仙台駐屯地で締結式を行った。
＜左から佐川急便 笹森 公彰社長 、 陸上自衛隊東北方面隊 牛嶋 築 方面総監＞
協定は、災害が発生した際の被災者の救援と復旧、また、災害時を想定した活動や訓練、東北方面隊の保有する災害用備蓄品の保管や輸送などが円滑に実施できるよう、輸送面での協力体制の構築を目的とした。
災害発生時の連携として、東北方面隊が指定する地域への物資の輸送、物資の保管場所の提供と荷役作業の実施とし、平常時には災害用備蓄品の保管と輸送、輸送情報と輸送力の提供に関する訓練を実施する。
佐川急便は指定公共機関として、これまでも日本各地における自然災害発生時において、自治体や各団体と連携し、被災地での復旧に関わる活動を行ってきた。東北方面隊は、災害発生時における人命救助、生活支援、情報収集・連絡調整などを通じて、地域社会の安心と安全を支える重要な役割を担っている。
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