日野エンジニアリングアネックスは11月16日、日野レンジャーのリコールを国土交通省に届け出た。
<改善か所説明図>
不具合の部位は、動力伝達装置(プロペラシャフト)。
エンジンとプロペラシャフトの共振に対する強度が不足しているため、特定の回転数で使用するとプロペラシャフトのパイプとスプラインシャフトの溶接部に過大な曲げ力が加わり、溶接部に亀裂が入ることで、最悪の場合プロペラシャフトが折損・脱落し、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両でプロペラシャフトを対策品と交換する。
対象車両は計153台。不具合件数は2件で、事故は無し。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001261555.pdf