ロジザードは11月19日、秋田大学と共同で出願した倉庫作業支援装置及び倉庫作業支援プログラムに関する特許(特許第6418551号)を取得したと発表した。
特許の概要は、倉庫内に保管された商品のピッキング作業を支援する倉庫作業支援装置であって、 棚配置情報を基に適切な区画を設定し、遺伝的アルゴリズム(生物の進化の過程を模して作られたアルゴリズム)によって最短距離となる歩行ルートを求めるもの。
棚配置情報はロジザードZEROが持っているロケーション情報に棚サイズや通路幅など基本的な空間情報を追加したものとなる。この特許のサービスへの活用によって、物流作業の効率化が見込めることから、更に実証研究を進めて実用化を目指していくとしている。
なお、ロジザードは、秋田県に開発センターを設置しており、秋田大学とは2012年より共同研究の覚書を締結し物流に関する有用な手段の研究を進めてきた。これまでの研究に特筆する効果が認められたことから、共同で特許を出願したもの。
コアスタッフ/長野に半導体・電子部品の新物流センター、今夏稼働