日本通運は11月30日、日本物流体連合会主催の2018年度モーダルシフト取り組み優良事業者表彰で、実行部門 、有効活用実行部門の2部門において、「優良事業者賞」を受賞したと発表した。
<物流連の田村会長から表彰状を授与された日通の秋田常務執行役員:右)>
実行部門では、日通のモーダルシフトに向けた全社的な取り組みで、昨年度の年間総輸送重量での鉄道と海運の輸送割合が、評価基準である40%以上を満たし、これが表彰されたもの。
有効活用実行部門は、中京コンテナ支店が環境負荷の低減とトラック不足等の社会的課題の解決を目的に、集荷先である三重県四日市市から山口県防府市への長距離トラック輸送を鉄道コンテナ輸送に切り替えたことが表彰されたもの。
この取り組みによって、年間624台に相当する長距離トラック輸送を鉄道コンテナにモーダルシフトし、トラックドライバー不足への対応とともに年間約267tのCO2削減に貢献した。