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2020年1月のSOx規制強化/舶用燃料市場に大きな変化が生じると予測

2018年12月19日/調査・統計

日本政策投資銀行(DBJ)は12月19日、「海洋環境規制強化を巡る舶用燃料市場の現状と展望~IMOによる環境規制の段階的強化と海事クラスターの対応~」と題したレポートを発行した。

レポートでは、SOx規制をはじめとする環境規制に向けた主な対応策((1)規制適合油への切り替え、(2)SOxスクラバーの搭載、(3)LNG燃料船への切り替え)と、LNGバンカリング事業の動向など、それぞれの選択肢を取り巻く市場環境や課題を整理し、今後の海運業界の環境規制対応のあり方を考察している。

海運業界では、国際海事機関(IMO)が、SOx、NOx、GHG等の環境規制を段階的に強化している。2020年1月から強化されるSOx規制は、燃料油に対する規制であり、舶用燃料市場には大きな変化が生じると予想されている。

また、今後、詳細な対応策が議論されるGHG規制に向けては、低炭素代替燃料の使用が検討されるなど、海運業界の環境規制対応は、船舶燃料市場の構造変化を伴うものになっており、その動向は、海事クラスターを中心に注目を集めている。

■レポート
https://www.dbj.jp/investigate/etc/index.html

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