日本トレクスは12月20日、国土交通省にクオン、プロフィア等のリコールを届け出た。
不具合の部分は車枠及び車体(前面フレーム)。
バン型ウイング車の荷台を開閉するための前部シリンダーにおいて、シリンダーボトムブラケット取付部の強度が不足しているため、繰り返し荷台を開閉すると、取付部に亀裂が生じるものがある。そのため、その状態で開閉を繰り返すと、このブラケット取付部が破断し、ウイングの開閉ができなくなるおそれがある。
全車両、シリンダーボトムブラケットの取付部の亀裂の有無を確認し、亀裂がないものは、取付ブラケット押さえ、ボトムピンステー、ヘッダー補強を追加し、ボトムピンを新品に交換する。また、亀裂がある場合は、亀裂部を溶接にて補修し、取付ブラケット押さえ、ボトムピンステー、ヘッダー補強を追加し、ボトムピンを新品に交換する。
不具合件数は6件、事故はなし。リコール対象車の台数は4314台。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001266106.pdf