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UCC/18億円投じ台湾に新工場、1月2日稼働

2018年12月28日/国際

UCCグループのUCC台湾は1月2日、拡大する台湾のレギュラーコーヒー需要に備え、「UCC台湾雲林工場」(台湾・雲林県)を新設し、稼働する。

<UCC台湾 雲林工場>
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新工場では、コーヒー需要拡大に対応する台湾最大規模の焙煎能力(最大10,000t)を有し、UCC独自製法・自社開発機(UCC独自開発の焙煎機AROMASTERなど)を導入、UCC日本品質管理手法を採用し、安心安全な高品質な製品づくり(FSSC22000取得予定)を行う。

UCCグループは、1985年に台湾に合弁会社を設立し、コーヒーショップやレギュラーコーヒーの製造・販売など本格的に事業展開を開始してから30年以上が経過している。

台湾では、世界的なコーヒーブームを背景にレギュラーコーヒー市場が急拡大しており、昨年(2017年)のコーヒー生豆輸入量は約2.8万tと、5年前の2013年の輸入量(約1.8万t)に比べ、1.5倍に増加している。

嘉義県の「阿里山コーヒー」がアメリカスペシャルティコーヒー協会のカッピング評価で高評価を得るなど、コーヒー生産地としても注目されている。

■UCC台湾 雲林工場の概要
所在地:雲林県斗六市榴南里斗工一路7号(斗六工業区内)
敷地面積:約5300m2(総床面積3200m2)
製造品目:レギュラーコーヒー
焙煎能力:最大約10,000t(3交替時/台湾最大規模/初年度3,000t※生豆換算)
ライン数:焙煎機3台(AROMASTER、炭焼焙煎機他)、粉砕機1台
包装機4台(大容量袋・小容量袋・簡便型他)
従業員数:34名(2018年12月末見込)
設備投資金額:5億台湾元(約18億円)

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