地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)は12月27日、寺岡精工と旭食品による物流ロボットシステムの開発と実証実験場所を提供する事業者として採択した。
物流倉庫内において、ピッキング作業用のカートが自律移動しながら人を先導、追従することでピッキング作業者の移動や作業を軽減する「人に優しいピッキングカート:先導および追従型自律移動型ピッキングカート」を開発するもので、寺岡精工が開発し、旭食品の佐賀県内倉庫で実証実験を行う。
東京都産業労働局は、「ALL JAPAN&TOKYOプロジェクト」として、各地と連携して双方の強みを活かし、双方に高い効果が見込まれる産業振興施策に取り組んでおり、中小企業のロボット産業への参入を支援するため、全国からロボットを活用した新しいサービスの創出を行う企業を公募し、都産技研との共同研究・開発を支援している。
■ALL JAPAN & TOKYOプロジェクト
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/all-japan/index.html
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