国土交通省は2月14日、「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター導入支援事業」の申請受付を2月25日から開始すると発表した。
事業内容は、 テールゲートリフター(トラック車両の後部に装着して使用するエレベータ(昇降機)の一種)を導入した事業者に対し、導入費用の一部を補助するもの。
この機器を活用した荷役作業の効率化(荷役時間の短縮・荷役負担の軽減)を促進することによって、労働生産性の向上・多様な人材の確保を図り、働き方改革を推進するとしている。
補助対象機器は、トラック運送事業者が2018年12月21日~2019年3月31日に導入した機器。補助額は、後部格納式・床下格納式が1台あたり20万円、アーム式・垂直式が1台あたり10万円。
申請受付期間(予定)は、2019年2月25日~20193月12日。補助金申請額が予算額(1億円)を超過した場合、補助金が交付されない場合がある。
なお、この事業の執行団体として、全日本トラック協会が補助金の申請受付等を行う予定。申請受付期間や申請方法などの詳細(募集要領)は、国土交通省からの事業実施の承認が下り次第、全ト協ホームページで公表する。