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名村造船所/3万8000m3型ガスタンカー「HOURAI MARU」引き渡し

2019年03月13日/IT・機器

名村造船所は3月11日、佐賀県の伊万里事業所で建造していた3万8000m3型LAG(液化アンモニアガス)/LPG(液化石油ガス)運搬船「HOURAI MARU」を、SOUTHERN PACIFIC HOLDING CORPORATIONへ引渡した。

<HOURAI MARU>
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HOURAI MARUには最適船型と省エネ船尾付加物を採用し、推進性能と燃費を向上させているほか、低温式多目的LPG運搬船として世界初となるIMOタイプB独立方形貨物タンクを採用し、安全性とメンテナンス性を高めている。

また、改良された再液化装置を装備し、液相で5mol%のエタンを含むプロパンを積載可能。さらに、国内外での荷役を考慮したマニフォールド配列、デッキタンク、カーゴヒーター、ブースターポンプを装備し、荷役の柔軟性を高めた。

そのほか、バラスト水管理条約の発効に伴い、IMO承認に基づくバラスト水処理装置を搭載しており、バラスト水を制御することで海洋環境の保護に努めている。

■HOURAI MARUの主要目
全長:182.97m
幅(型):29.60m
夏季満載喫水(型):10.40m
総トン数:2万5458総トン
載貨重量:2万8894重量トン
主機関:MAN B&W 6G50ME-B9.5 1基
定員:25名
船級:日本海事協会(NK)
船籍:マーシャル諸島

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