日本郵便は3月26日、東京都を中心とした郵便局で、郵便物や荷物の配送に使用している軽自動車1200台を、2020年度末までにEV(電気自動車)へ切り替えると発表した。
導入するEVは三菱自動車工業製「ミニキャブ・ミーブバン」で、11月に200台、2020年2月に200台、同年4月以降に800台と、段階的に導入していく。
導入する郵便局は、都内やその近郊の交通量が多い政令指定都市から選定し、導入を決めた拠点では充電スタンドの整備も進める。
配送車のEVへの切り替えは、SDGsの達成に向けたCO2削減施策の一環。日本郵便は2013年度にEVを試行導入し、環境面への影響や業務上の実用性、効率性などを検証しており、その結果を踏まえて本格導入に踏み切った。