ナスタは3月27日、国土交通省と経済産業省が主催する「置き配検討会」の構成員に選出され、3月25日の第1回検討会へ参加したと発表した。
置き配検討会は、利用者が予め指定した場所へ非対面で配達する「置き配」について、実施にあたっての課題を整理し、対策の検討を行うことを目的とした会議。
ナスタは、昨年に宅配ストレスの解消と再配達の削減を目指した福岡市での実証実験や、社員の私物受け取りを会社として推奨する「オフィス受け取り」の実証実験を実施。
また、今年は大手化粧品会社とのアライアンスによる荷物の新しい受け取り方を提案した実証実験の実施を発表しているほか、今後のCtoC市場拡大にも対応した新しい発送サービスに取り組む大手コンビニチェーンへ、受け取り専用のボックスを生産供給するなど、物流、労働、環境といった諸問題の解決にも取り組んでおり、これらが評価され、置き配検討会のキックオフ委員に選出された。