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シモハナ物流/バックオフィス業務効率化へクラウド型ERP導入

2019年04月11日/IT・機器

シモハナ物流は4月11日、ワークスアプリケーションズの大手企業向けクラウド型ERPパッケージソフト「HUE」を2月から運用開始したと発表した。

「HUE」は、多様に変化する現代にあって、個々人が求める働き方や将来を担う次世代の価値観、ニーズに応えるため開発された新しいソリューション。

以前の人事給与システムは他社パッケージソフトを自社の業務に合わせてカスタマイズを加え運用してきたが、企業の成長スピードと時代の変化に適応していくための追加カスタマイズがタイムリーに行えない、また開発費用が高額になるといった点から、内外の環境変化にも柔軟に対応できる「HUE」を採用した。

また、自社にシステム専門の部門を持たない組織体制であることから、システム運用にあたってプログラミングなどの特別なスキルを必要としないことも採用の決め手になった。

シモハナ物流では、2025年度までに従業員数を現在の倍の1万名超に増員することを計画しているが、従業員数が倍増することで人事管理の工数が増え、それを補うためバックオフィスの人員を増加させるといったことにならないよう、各拠点からインプットされたデータを無駄なく関連する業務へ連携させ、従来発生していた重複作業を可能な限り削減。

システムの設定では、プロジェクトメンバーが複数の部門の担当者とコミュニケーションを取りながら最適な業務フローを検討し、いつでも・どこでもスピーディーに承認と検索が行えるようにした。

また、従業員の人事データをWeb上で閲覧可能にし、権限を付与された管理者が部下の情報をPCやタブレットで複数の切り口からタイムリーに検索できるようにしたことで、人材の見える化を進め、人材育成の進捗状況を可視化し、適材適所に人材を配置することで従業員が活躍しやすい環境づくりを可能にした。

今後、シモハナ物流では、「HUE」の稼働範囲をさらに拡大し、バックオフィス部門の業務効率化と業務品質の向上を図ると同時に、人材の可視化によって全従業員が成長し活躍できる職場の環境づくりを目指すとしている。

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