グッドマンは5月8日、BMWグループが、日本でのカスタマーサービスの強化を図るため、グッドマンビジネスパーク ステージ4に最新鋭のリージョナルディストリビューションセンター(RDC)を開設すると発表した。
<グッドマンビジネスパーク完成予定イメージ、左側の建物がステージ4>
<ステージ4の完成予定イメージ、デザイン等細かい部分では変更がある>
BMWは、ビジネスの成長に伴う物流スペース拡張の必要性から、プレミアムブランドにマッチした戦略的な立地に新たな拠点を設けることとなったもの。総賃貸面積10万m2を超える4階建てのハイスペックな物流施設であるグッドマンビジネスパーク ステージ4(2020年10月竣工予定)で、BMWはグッドマングループと7万m2を超える賃貸予約契約を締結している。
グッドマンビジネスパークは、千葉県印西市での延べ50万m2の敷地にグッドマンがマスタープランニングを行う、ビジネスとテクノロジースペースの複合的な開発プロジェクト。
既に3棟の先進的でサステナビリティに配慮した物流施設が竣工しており、現在、ステージ4として4棟目の物流施設を開発中。今後も段階的な開発を続け、新たな顧客の獲得を目指すとともに、すでにパークに入居しているカスタマー企業の将来的なスペース拡張ニーズにも柔軟に対応していく。
このパークの施設の特長として、カフェテリア、屋外テラス、コンビニエンスストア、郵便ポスト、宅配ボックス、ATM、トラックドライバー用シャワー付き休憩室など、多彩なサービス機能を備え、快適な就業空間を提供している。また、最寄駅までのシャトルバス運行やシェアサイクルにより通勤の利便性を強化するとともに、充分な大型車両用および従業員用駐車スペースも完備した。
グッドマンビジネスパークの次なるマイルストーンとして、アメニティゾーンの開発を進めている。パークの中心部に位置するアメニティゾーンには緑地スペース、カフェ、託児所、フィットネスジム、クリニック、小売店舗などを展開し、パーク内で働く人々だけでなく周辺住民にも活用できる、魅力的なコミュニティエリアを創出するとしている。
グッドマンジャパンのアンガス・ブルックスCEOは「BMWの特殊な要件に対応する物流施設を開発するため、わが社のチームはBMWと緊密に連携し、最新のサステナビリティやテクノロジーを取り入れた設計を進めてきた。魅力的な就業環境を提供することにより、BMWの優れたカスタマーサービスを担う人材の確保と維持に貢献したいと考えている」とコメント。
グッドマングループのポール・マクギャリー ヘッド オブ アジアは「欧州、豪州、ニュージーランド、中国で、グッドマンはBMWと長年にわたり良好なパートナーシップを築いてきた。これは、自動車業界の特殊なニーズを満たす物流施設開発で、グッドマンのノウハウと実績をBMWに高く評価してもらえた成果であると自負している。この素晴らしいパートナーシップを、日本でも実現できることを大変嬉しく思う」と述べている。